混線世界で遊戯王 ~湖の運命をかけた詰めデュエル編~ その5

「やったー!パルナの勝ちだー!」
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「おめでとう、パルナ。」
パルナちゃんは両手を上げて喜び、WWは軽く拍手をして勝利を祝福していた。





「…。」

喜び切ってから、パルナちゃんは冷静さを取り戻した。そして、小さな疑問が湧いてきた。

(何だろう…。勝ったのになんか変な感じ…。この詰めデュエル、何だか中途半端というか、未完成というか…。ううん。まるでゲームの体験版のよう…。本来完成された作品から一部分を切り取ってきたような…。)

「ねえ、ダブルー。どうして、挑戦回数が三回だったの?それと、その伏せカードは何だったの?」

『ああ…。気になる(ガガッ)?』

パルナちゃんの問いかけに対し、WWは手に持っていたカードを見せた。

『これは(ザザー)よ。』

「ん?」

パルナちゃんは目を凝らした。が、そのカードは光の関係か、黒光りしていてイラストもテキストも見えなかった。

『パルナ、貴女は(ザザー)をした。だから、貴方は生き(ガガッ)た。』

カードが見えない上に、次第にWWの声にノイズが混じり始めた。

「んん?」

『よくぞ、世(ザザー)壊を救った!』
『(ガガー)、すごーい!』
『どうに(ピーガガッ)え。』
『(ザザザッ)着って感じ。』
『終(ガッ)よけれ(ガガー)、じゃ。』

「ちょ、ちょっとダブルー。何て言ってるの?聞こえないよ?」

『あ(ザザー)間切れ(ザザー)ね。パルナ、次は(ザザー、ガッ、ピー)わ。また、(ザザザ)。(ザザ、ガガガピー)けて。』

「ダブルー?ダブルー!?」

パルナちゃんが呼びかける強さに比例するようにノイズは強くなり、画面も砂嵐が入り込んでWWの声も姿も消えていく。

「ダブルー!」

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