混線世界で遊戯王 ~湖の運命をかけた詰めデュエル編~ ラスト
「ダブルー!」
次の瞬間、パルナちゃんは飛び起きた。そこは憩いの湖の白龍の家のリビングのソファーだった。
「あ、パルナちゃん。起きたんですか?」
そして、近くには尻尾で器用にキーボードを打っている湖の主、千花白龍がいた。
「…はくりゅー!ねえ、ダブルーは?秘密の部屋は?詰めデュエルマシーンは?」
「え?ダブルー?秘密の部屋?何の話です?」
突然のパルナちゃんの問いかけに白龍は戸惑った。
「ひょっとして今見てた夢の話ですか?」
「え…?あれが夢…?」
パルナちゃんは部屋の向こうに目をやった。そこには扉などなく、いつもの部屋の壁があるだけだった。
「夢…。そっか、あれは夢…だったのかぁ…。」
「まあ、詰めデュエルマシンなら今作ってる途中ですが…。」
「え!?」
驚きで目を見張ったパルナちゃんに対して白龍は頭を掻きながら言葉を続けた。
「と言っても、まだまだ未完成な状態ですよ。特に最終の詰めデュエル三連続なんか、最初の一問目が途中ですし…。」
「ふ~ん。」
パルナちゃんはそれを聞いて、少し考えた。そして、パッと明るい顔になって、ソファーから飛び上がった。
「じゃあ、それが完成したら一番にパルナにやらせてね。」
「いいですよ。気長に待っててください。」
その時、パルナちゃんの手元からカードが床に落ちた。
「え?」
パルナちゃんは落ちた三枚のカードを拾って驚いた。
「これ…ポッポゥ!?」
パルナちゃんは大鳥獣-ポッポゥ×3を手に入れた!
大鳥獣-ポッポゥ
★2 風・鳥獣族 ATK1700/DEF2750
その名の通り、巨大な鳥だ!!守備力が反則並みに高いぞ。
「えへ…。えへへ…。夢だけど、夢じゃなかったー!」
晴天のような顔でパルナちゃんは大鳥獣-ポッポゥのカードを高く掲げて喜び飛び跳ねた。白龍は何が何だか分からなかったが、温かい目ではしゃいでいるパルナちゃんを見つめていた。
混線世界で遊戯王 ~湖の運命をかけた詰めデュエル編~ 完
『パルナ、また会えるよね。可能性と永遠の積は全事象。だから、絶対また会える。楽しみだなぁ…。ふふ…ふふ…。ふふふふふふふ…。』
次の瞬間、パルナちゃんは飛び起きた。そこは憩いの湖の白龍の家のリビングのソファーだった。
「あ、パルナちゃん。起きたんですか?」
そして、近くには尻尾で器用にキーボードを打っている湖の主、千花白龍がいた。
「…はくりゅー!ねえ、ダブルーは?秘密の部屋は?詰めデュエルマシーンは?」
「え?ダブルー?秘密の部屋?何の話です?」
突然のパルナちゃんの問いかけに白龍は戸惑った。
「ひょっとして今見てた夢の話ですか?」
「え…?あれが夢…?」
パルナちゃんは部屋の向こうに目をやった。そこには扉などなく、いつもの部屋の壁があるだけだった。
「夢…。そっか、あれは夢…だったのかぁ…。」
「まあ、詰めデュエルマシンなら今作ってる途中ですが…。」
「え!?」
驚きで目を見張ったパルナちゃんに対して白龍は頭を掻きながら言葉を続けた。
「と言っても、まだまだ未完成な状態ですよ。特に最終の詰めデュエル三連続なんか、最初の一問目が途中ですし…。」
「ふ~ん。」
パルナちゃんはそれを聞いて、少し考えた。そして、パッと明るい顔になって、ソファーから飛び上がった。
「じゃあ、それが完成したら一番にパルナにやらせてね。」
「いいですよ。気長に待っててください。」
その時、パルナちゃんの手元からカードが床に落ちた。
「え?」
パルナちゃんは落ちた三枚のカードを拾って驚いた。
「これ…ポッポゥ!?」
パルナちゃんは大鳥獣-ポッポゥ×3を手に入れた!
大鳥獣-ポッポゥ
★2 風・鳥獣族 ATK1700/DEF2750
その名の通り、巨大な鳥だ!!守備力が反則並みに高いぞ。
「えへ…。えへへ…。夢だけど、夢じゃなかったー!」
晴天のような顔でパルナちゃんは大鳥獣-ポッポゥのカードを高く掲げて喜び飛び跳ねた。白龍は何が何だか分からなかったが、温かい目ではしゃいでいるパルナちゃんを見つめていた。
混線世界で遊戯王 ~湖の運命をかけた詰めデュエル編~ 完
『パルナ、また会えるよね。可能性と永遠の積は全事象。だから、絶対また会える。楽しみだなぁ…。ふふ…ふふ…。ふふふふふふふ…。』
この記事へのコメント
伏せカードは、攻撃に反応する罠だったのでしょうか。
これで【ローレベル】が強化されるフラグ?
山田「パルナちゃんは何かに気付いたのか。」
八武「おぢさんと詰めデュエルで遊ぼうパルナちゃん。」
佐久間「立ったよハイジ、ドラゴンクローフラグが立った!」
八武「やめたまえ不吉な!」
色々と謎は謎のまま、一旦終了です。夢だけど夢じゃない。夢と現実は陸続き。混線世界ですので。
ちなみに伏せカードは魔法の筒です。ポッポゥが手に入って上機嫌なパルナちゃんですが、自分のドラゴンデッキに組み込むのが難しいことに気が付いて悩み始めるまで後、三時間ほど。
さて、パルナちゃんは何かを感じ取ったのか。いずれ、詰めデュエルマシーンが完成した時に謎が解けっぽい。詰めデュエルは情報を公開するために、もっと工夫しないと簡単に解かれてしまうので、より面白い工夫が必要だと感じた今回でした。