英雄再来 第二十話 オネの暇潰し5

オネの選択。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

「…おっと!」
オネはハッと我に返った。

(危ない、危ない…。)
もう少しばかりオネが物思いに耽っていれば、昂ぶった感情により高温の熱源と化した自身の体が発火原となって隠し部屋は全焼していただろう。オネは深呼吸をして、温度を下げた。


「やらぬぞ?かかかっ。」
オネは乾き切った隠し部屋の本達に向かって笑った。
「燃やして欲しければ私に敵意を向けてみろ。その時は遠慮なく焼いてやろう。」

そう言ってオネは近くにあった椅子にドッカと腰を下ろした。

(さて、折角の機会だし久々に本でも読むか…?)
オネは片手に持っている、少しばかり焦げた本『魔王の死んだ日』に目をやった。










小説『魔王の死んだ日』を読みますか?

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【いいえ】

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この記事へのコメント

2016年01月24日 21:18
物思いに耽るだけで発火・・・なんて傍迷惑な! 焦げてます、焦げてますよ!
しかし、いつものオネ喜劇かと思っていれば、本のタイトル!?
2016年01月30日 22:24
>アッキーさん
オネの暇潰し3でたまたま手に取った本のタイトルで回想していた訳ですが、取り敢えず手に取ったのなら読んでみよう的な軽いノリ。さて、オネは読むのか読まないのか。
しかし、感情の昂ぶりで熱源と化すので寝ながらにして火災の原因にもなりかねない。ツヲさんの苦労が偲ばれる…。

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