2017年2月12日
2017年2月12日
とんだ探偵風茶番劇の目撃者となる。
キャー子「キャー!」
悪井(わるい)「どうした!?キャー子!」
キャー子「カーペットに…たくさんの唾が…!」
不通野人(ふつうのひと)「これは酷い…。徹夜で作業しないとこんなことは出来ないぞ。」
私も言いたい。声を大にして言いたい。これは酷い、と。
???「なるほど、では犯人を推理しましょうか。」
悪井「誰だ!?」
メイ・キュー「ただの通りすがりの…探偵ですよ。」
まさか、もう推理パートに突入なのか…。
メイ・キュー「この場合、一番悪そうな顔の悪井さん、あなたは犯人―――――ではありません。」
悪井「誰が悪人面だって!?って、犯人じゃないって?」
メイ・キュー「そう、探偵物では人相の悪そうな奴は早々に殺される役と相場は決まっているのです。」
悪井「こいつに犯人じゃないと言われても全然嬉しくねえ。」
メイ・キュー「また、第一発見者も同様に疑われるけど犯人じゃないパターンです。なのでキャー子さんも犯人ではない。つまり、最も犯人じゃなさそうな普通の人が犯人である!可能性が高い(小声)。犯人はあなたですよ、不通野人さん。」
不通野人「ふざけんな。」
全くだ。
不通野人「そんな根拠の無い理由で犯人にされてたまるか。」
メイ・キュー「犯人はいつもそう言うんですよ。」
犯人じゃなくても言うよ。
不通野人「それで言うなら一番怪しくない探偵のあんたが犯人かもしれないじゃないか。」
メイ・キュー「!!」
悪井「…。」
キャー子「…。」
メイ・キュー「そうか、犯人はワタシ…!」
ええ~(↓)。
メイ・キュー「やられた、まさかワタシが犯人だったとは…。しかし、だとすると一つだけ分からないことがある…。それは、この場にはじめて来たワタシがいつカーペットに唾を吐いたかということだ…。」
…。
メイ・キュー「そうか…分かったぞ!犯人のトリックが!」
……。
メイ・キュー「『ワタシを犯人だと思わせる』ことが真犯人の狙いだったんだ!」
………頭痛くなってきた。
メイ・キュー「真犯人『ツバヲハ・イーター』は、やはりこの中にいる!」
不通野人「!」
悪井「!」
キャー子「!」
(ここでCM)
メイ・キュー「真犯人『ツバヲハ・イーター』は、やはりこの中にいる!大切なことなので二回言いました。」
不通野人「!」
悪井「!」
キャー子「!」
もう誰が犯人でも私は驚かない。ここで新キャラが登場して、そいつが犯人であっても私は驚かないぞ。
不通野人「まさか、そのトリックを見破るとは…。ボクの負けだ。」
お前が犯人かーい!しかも自白するんかーい!
メイ・キュー「やはりそうでしたか…。思えばあなたは変な言動をしていた。」
――――――――――――――――――――
不通野人(ふつうのひと)「これは酷い…。徹夜で作業しないとこんなことは出来ないぞ。」
――――――――――――――――――――
メイ・キュー「どうして『徹夜で作業』などという単語が出て来たのか心に引っかかっていましたが、実際に徹夜で作業した犯人だからこそ出てしまった言葉だったのですね…。」
キャー子「どうして…。どうして、不通さんがこんなことを!」
不通「ふっ。ボクもまた時代に踊らされた人間の一人だったということさ。」
訳が分からん…。
メイ・キュー「ワタシの役目はここまでのようですね。」
不通「ど、どこへ行く!?ボクを警察に突き出すんじゃないのか!?」
メイ・キュー「ワタシの役目は事件を解決すること。その後のことは皆さんが決めればいい。では、アデュウ。」
そう言ってメイ・キューは去っていった。
(ここでエンディング曲が流れ始める)
私も早く帰ろう。休日出勤の果てのとんだ茶番だった。
とんだ探偵風茶番劇の目撃者となる。
キャー子「キャー!」
悪井(わるい)「どうした!?キャー子!」
キャー子「カーペットに…たくさんの唾が…!」
不通野人(ふつうのひと)「これは酷い…。徹夜で作業しないとこんなことは出来ないぞ。」
私も言いたい。声を大にして言いたい。これは酷い、と。
???「なるほど、では犯人を推理しましょうか。」
悪井「誰だ!?」
メイ・キュー「ただの通りすがりの…探偵ですよ。」
まさか、もう推理パートに突入なのか…。
メイ・キュー「この場合、一番悪そうな顔の悪井さん、あなたは犯人―――――ではありません。」
悪井「誰が悪人面だって!?って、犯人じゃないって?」
メイ・キュー「そう、探偵物では人相の悪そうな奴は早々に殺される役と相場は決まっているのです。」
悪井「こいつに犯人じゃないと言われても全然嬉しくねえ。」
メイ・キュー「また、第一発見者も同様に疑われるけど犯人じゃないパターンです。なのでキャー子さんも犯人ではない。つまり、最も犯人じゃなさそうな普通の人が犯人である!可能性が高い(小声)。犯人はあなたですよ、不通野人さん。」
不通野人「ふざけんな。」
全くだ。
不通野人「そんな根拠の無い理由で犯人にされてたまるか。」
メイ・キュー「犯人はいつもそう言うんですよ。」
犯人じゃなくても言うよ。
不通野人「それで言うなら一番怪しくない探偵のあんたが犯人かもしれないじゃないか。」
メイ・キュー「!!」
悪井「…。」
キャー子「…。」
メイ・キュー「そうか、犯人はワタシ…!」
ええ~(↓)。
メイ・キュー「やられた、まさかワタシが犯人だったとは…。しかし、だとすると一つだけ分からないことがある…。それは、この場にはじめて来たワタシがいつカーペットに唾を吐いたかということだ…。」
…。
メイ・キュー「そうか…分かったぞ!犯人のトリックが!」
……。
メイ・キュー「『ワタシを犯人だと思わせる』ことが真犯人の狙いだったんだ!」
………頭痛くなってきた。
メイ・キュー「真犯人『ツバヲハ・イーター』は、やはりこの中にいる!」
不通野人「!」
悪井「!」
キャー子「!」
(ここでCM)
メイ・キュー「真犯人『ツバヲハ・イーター』は、やはりこの中にいる!大切なことなので二回言いました。」
不通野人「!」
悪井「!」
キャー子「!」
もう誰が犯人でも私は驚かない。ここで新キャラが登場して、そいつが犯人であっても私は驚かないぞ。
不通野人「まさか、そのトリックを見破るとは…。ボクの負けだ。」
お前が犯人かーい!しかも自白するんかーい!
メイ・キュー「やはりそうでしたか…。思えばあなたは変な言動をしていた。」
――――――――――――――――――――
不通野人(ふつうのひと)「これは酷い…。徹夜で作業しないとこんなことは出来ないぞ。」
――――――――――――――――――――
メイ・キュー「どうして『徹夜で作業』などという単語が出て来たのか心に引っかかっていましたが、実際に徹夜で作業した犯人だからこそ出てしまった言葉だったのですね…。」
キャー子「どうして…。どうして、不通さんがこんなことを!」
不通「ふっ。ボクもまた時代に踊らされた人間の一人だったということさ。」
訳が分からん…。
メイ・キュー「ワタシの役目はここまでのようですね。」
不通「ど、どこへ行く!?ボクを警察に突き出すんじゃないのか!?」
メイ・キュー「ワタシの役目は事件を解決すること。その後のことは皆さんが決めればいい。では、アデュウ。」
そう言ってメイ・キューは去っていった。
(ここでエンディング曲が流れ始める)
私も早く帰ろう。休日出勤の果てのとんだ茶番だった。
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