2018年12月9日(日曜日)
先週の日曜日、私は森に居ました。
深くて暗い森でした。目の前は暗いし、その奥はもっと暗い。上を見上げても木々の枝で覆われていて暗い。木の根元には大きなキノコも生えている。
不意に、森の奥に何かの気配を感じました。物音がします。大きくなってきています。こちらに向かってきています。
私は、背にしていた、まだ明るい方へ振り向き、走り出しました。
走っていると周りに映像が浮かびます。まるで走馬灯でも見ているかのようです。しかし、私の走馬灯ではありません。私の「子ども達」の物語でした。その時、突如として理解します。ここは夢の中なのだと。
今、追いかけてきているのは私の「ブレインチャイルド」達でしょう。小説化した者達ではない、ネタ帳に書き込んだ者達ですらない、ふとした瞬間に思い付いたけれども様々な理由で書かなかったキャラクター達。時間がなかったり、オチがなかったり、ストーリーがハチャメチャだったりして、忘却の彼方に置き去りにした者達。その者達が今、私を追いかけてきている。
深い森を抜けて、浅い森に出た私は振り向きます。追いかけてきているキャラクター達は皆、ゾンビになって押し寄せてきています。ゾンビだけど足が速い。
私は力強く念じました。すると、作者権限なのか、深い森と浅い森の間が断絶し、先頭に五人居たゾンビ達には×印が付けられて深い森の奥へと吸い込まれるように落ちていきました。後には暗く深い森が広がるばかりです。
夢はそこで終わりです。目が覚めたら六時でした。
・・・体調も戻ってきたので、そろそろ活動を再開しようと思います。「子ども達」にせっつかれては仕方ありませんから。
深くて暗い森でした。目の前は暗いし、その奥はもっと暗い。上を見上げても木々の枝で覆われていて暗い。木の根元には大きなキノコも生えている。
不意に、森の奥に何かの気配を感じました。物音がします。大きくなってきています。こちらに向かってきています。
私は、背にしていた、まだ明るい方へ振り向き、走り出しました。
走っていると周りに映像が浮かびます。まるで走馬灯でも見ているかのようです。しかし、私の走馬灯ではありません。私の「子ども達」の物語でした。その時、突如として理解します。ここは夢の中なのだと。
今、追いかけてきているのは私の「ブレインチャイルド」達でしょう。小説化した者達ではない、ネタ帳に書き込んだ者達ですらない、ふとした瞬間に思い付いたけれども様々な理由で書かなかったキャラクター達。時間がなかったり、オチがなかったり、ストーリーがハチャメチャだったりして、忘却の彼方に置き去りにした者達。その者達が今、私を追いかけてきている。
深い森を抜けて、浅い森に出た私は振り向きます。追いかけてきているキャラクター達は皆、ゾンビになって押し寄せてきています。ゾンビだけど足が速い。
私は力強く念じました。すると、作者権限なのか、深い森と浅い森の間が断絶し、先頭に五人居たゾンビ達には×印が付けられて深い森の奥へと吸い込まれるように落ちていきました。後には暗く深い森が広がるばかりです。
夢はそこで終わりです。目が覚めたら六時でした。
・・・体調も戻ってきたので、そろそろ活動を再開しようと思います。「子ども達」にせっつかれては仕方ありませんから。
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