遊戯王セブンス第4話「さよなら、生徒会長!」感想

ありえねえだろ。となるとこれは・・・。.jpgネタバレ注意。私の予想や想像も多数入っています。

当然ながら、お別れ詐欺回ですね。と思っていました。


























★王道遊我・・・今回は生徒会長をラッシュデュエルの世界に引き込み・・・じゃなくて、啓蒙しようと・・・。って、もう十分に生徒会長がラッシュデュエルにハマってる!既に目的達成だよ!

ということは、生徒会長の切り札であるヤメルーラを何度か見ているはず。つまり、セブンスロード・ウィッチは対生徒会長カードだったということか。だから、ラッシュデュエルで勝ったら校則を~という約束(負けたらラッシュデュエル禁止というハイリスク)を持ち掛けたのか。策士だな、遊我!



★ルーク・・・次回予告で、タイトルを二回連呼。どこだろうともルークが平常運転なので安心する。今回は動画を作ってラッシュデュエルを広めよう(デュエルの王に近付こう)としている。中々、正攻法だ。

カイゾウによるサクラでイイネ数を稼いで目立つ動画にはなったが、ゴーハに消されそう。しかし、色々と挑戦することはいいことだと思う。



★蒼月学人・・・今回、主役の生徒会長。小学校なのに「児童」ではなく「生徒」なのは、こちらと法律が違うからなのでしょう。(第3話を見るに、教育カリキュラムは同じっぽいけれども。)

opで会長がカッコいい服着てる時があって、あれが私服か?と思っていたけれども、蒼月流の正式な服装だったんですね。闇遊戯がシルバー巻くようアドバイスしたみたいに、デュエリストは気合を入れるために自分の服装をコーディネートするのだ。(あの時はデートが目的だったけど、最終的にデュエルした。)

会長の日課がカード占いは明らかに蒼月流の訓練。本人がその目的を知らされているかどうかはともかく、どんな日でも必ず一度はカードに触れるための習慣ですね。自分の手にカードが馴染むと、表面を見なくても触れるだけで何のカードか分かる(マジで)。
デュエリストの皆さんが、カードを見ずに伏せたり、ドローして見なくてもあのカードが来たとか分かるシーン(海馬とか)がありますが、あれは手に馴染むほど使い込んだ成果。カードと心が通じていると表現されたりする現象の正体だと思っています。(ラフェールはズルにならないようにカードの裏面を張り替えるという丁寧な作業をしているが、それでも共に死線を乗り越えたカード達を、表面の僅かな触り心地や本当に微かな重さの違いとかでドローした時に感知出来ていると思われる。逆に初期のアロマタクティクス孔雀舞が城之内に敗れたのは、舞さんがアロマを使わなくても次のカードが分かるレベルに達していなかったことが原因と思われる。後の舞さんはデュエリストレベルが上がっているからアロマに頼る必要がなくなった。)



★霧島ロミン・・・明らかに音痴。99%の黒。後は、本人が認めるだけ。しかし、第3話でマイクがぶっ壊れたのがロミンの特殊な声質のせいと考えると「マイクを壊すなんてジャイアン並みの音痴じゃない!絶対に人前では歌わない!」と思っている可能性がある。つまり、音痴ではない可能性が微レ存。



★デュエル・・・まず蒼月流デュエルが酷い。自分は指示出すだけで、お付きの者にドローもカードセットも全部させるだなんて。自分でやれ、ってか、むしろ私だったら自分でやらせてくれ、って言ってる。
しかも、黒子が耳打ち、目配せ等でデュエルのヒントをこっそり与えることも出来るし。(堂々とやってる分、タチが悪い例を出すが、キースが骨塚に指示出してデュエルしてたみたいな感じに本質が近いかもしれない。あれも洞窟という閉鎖空間でやったから咎める者がいなかっただけで、ルール的に駄目じゃないかな。少なくともマナー違反なのは間違いないと思う。)

ただ、フィールドに出たカードを解説してくれるのは良いと思う。実況・解説的な役割って大切だよね。

これが正式なデュエルだとしたら窮屈どころの騒ぎじゃない。一人ではデュエル出来ないということだ。つまりは、お付きの者がいない(もしくは臨時で雇えない)と正式なデュエルが出来ないので、金持ち(もしくは人気者)ぐらいしかデュエル出来ないということだ。つまり、貧乏人や孤独な者はデュエリストを名乗る資格すらないと言っているようなものだ。
指示する者とカードを動かす者はどう見ても主従の関係になるので、自分と共に戦ってくれる仲間を作れ、というメッセージでもない。

1.どこぞの金持ちが自分の従者を自慢したくて始めた。
2.どこぞの金持ちが自分の権力を見せつけたくて始めた。
3.どこぞの金持ちの息子がデュエルをちょっと知ってる程度でイキってたらデュエルする羽目になった時に、強いデュエリストを金で雇った。ただし、自分がデュエルをしているというポーズのために、そのデュエリストを黒子として参加させ、ほぼデュエルをさせるような形で始めたものが変化して現在の形になった。

今は、この方向性のルーツしか思い浮かばない・・・。誰か好意的な解釈を頼んます!

デュエルの内容は、ヤメルーラの攻守が同じ2500であることと城之内のカードのシナジーが良い感じ。セブンスロード・ウィッチのお披露目と特殊召喚の説明も兼ねて、ジャストキル。最初にヤメルーラを召喚していれば分からなかったが、まあこれはこれで。生徒会長対策をしていた(と思われる)遊我と、初動で迷ってしまった生徒会長との差が出た形になったか。

生徒会長の偉いところはちゃんと約束を守ったこと。デュエルで交わした約束を守るのは絶対法則ですからね。生徒会長は生徒会長ではなくなった・・・。でも、生徒会長に再当選、これだよ!素晴らしい!
(あれだけ生徒のために尽くしていたのだから当然の結果ですが、会長が退任した時の小学校の皆の慌てようは相当だったと思います。この機会に小学校の皆は、日頃から生徒会長に頼りっぱなしで、それが生徒会長が退任する要因になってしまったのではないかと思い悩み、頼りっぱなしは良くないことを反省し、生徒会長のありがたみを実感しつつ、再度の立候補をお願いしたという裏話があったらいいなあ。
生徒会長の性格からすると、自分から再度の立候補を名乗り出たとは考えにくい。多分、校内アンケートや署名活動とかを、お付きの二人がやって、最終的に「あなたしかいない」と直に会長を説得したんだと思う。まだ、書類が多く残っているけれども、今後は少なくなると思う。というか、この学校の生徒会長の権限ってどれぐらいなんだろうか?少なくとも校則を変えることが出来るほどの権限があるみたいだが。)

これは初代で言えば王国編での遊戯VS海馬で、遊戯は負けた(海馬の盤外戦術はアレだけど・・・)時、スターチップを渡し、敗北とその代償を受け入れた。その上で、舞さんがスターチップくれた。という流れと同じですね。
敗北をどう描くのか、というのは非常に大切だと思います。5D’sでは牛尾VS遊星で、負けた牛尾さんは遊星を見逃し、自分の給料から金を出して後始末し、セキュリティとしての経歴の汚点も甘んじて受けた。もちろん、牛尾さんの口の悪さはアレかもしれないけれども、筋をしっかり通した。だから、カッコいい。あの時、負けたのに難癖付けたり、約束を守らなかったりしようとしてたら、後に優秀なサポーターとして遊星達サイドに立つことはなかったし、遊星との信頼関係を築くことはなかったでしょう。
(そう考えると、遊戯王アークファイブでのセキュリティは質が悪過ぎた。また、遊矢は負けた時、遊勝塾を失うべきだった。その方が、その後の再起ストーリーが盛り上がっただろうし、遊矢VSネオ・ニュー沢渡が更に映えたと思う。)

敗北は死ぬほど悔しい。でも、デュエルは凄く楽しい。だから、デュエルでの約束を蔑ろにしてしまうと、デュエルを楽しむ心も蔑ろにしていることに他ならないのではないでしょうか。だからこそ生徒会長は、遊我が辞めるのは無しと言ったのを断り、ケジメ付けた。改めて言おう、生徒会長、カッコいい!



★その他・・・会長の登校時間が6時66分66秒って言ってるけど、それって7時7分6秒のことだよね。(第一話の6分66秒はツッコミ損ねたので、ここでツッコミを入れておく。)

この表記に関して少し考えてみたい。
60進法での「繰り上がり(するorしない)」の部分が6(ゴーハ)と7(ラッシュデュエル)を表現していると共に、「窮屈」をも表現しているのが面白い。

60進法に基づけば7時7分6秒と表現されるが、繰り上げなれければ0時0分25266秒という表現になる。これは60進法に慣れていると分かりにくい表現だ。「今日は0時0分25200秒に登校したぜ。」とか「0時0分30600秒までに登校しなさい。」とか言われても「ん?」となる。極論にはなるが、60進法があるにも関わらず60進法で表記されていない世界、これが6(ゴーハ)の世界であり遊我達が「窮屈」と感じている世界ではないだろうか。
これを「今日は7時に登校したぜ。」とか「8時30分までに登校しなさい。」と変換すれば、分かりやすくなる。これが遊我が実現しようとしているラッシュデュエルの世界だ。こう書くと、ゴーハのしていることが妙である、というのが分かりやすくなると思う。
しかし、ゴーハの表現方法に関して、もう少し付け加えたい。それは60進法を60進法で表さないことが一概に悪とは言えない、ということだ。決してゴーハを擁護する訳ではないが、表現方法に罪はないという話をしたい。

7時7分6秒も、これをそのまま見せられたら、多くの人間にとって何の感動も与えないものであろう。しかし、これを6時66分66秒と敢えて回りくどく書くと、先ほどの7時7分6秒を見た時よりも、より多くの人間が感動する(ここにゾロ目という特別があることを理解する)のではないか。
これは数学の世界でも重要で、敢えて別の(回りくどいかもしれない)表現をすることで見えることがある。

例えば1、3、5、7、9、…と書いていくと奇数を表している(表そうとしている)というのは伝わる。
これを0+1、2+1、4+1、6+1、8+1、…と敢えて回りくどく書いてみる。
すると、全ての奇数は偶数に1を足しているという共通点が見えてくる。つまり、奇数を知識としてではなく共通点のある数の集まりである、と捉えることが出来るようになる。すると奇数は2n+1(nは整数)と書けることの必然性や有用性(スッキリ書ける)への理解が進むのではないだろうか。
そして、それを踏まえた上で、用途に応じてどの表現を用いると便利か、ということを考えるところに至った時、奇数というものをより深く理解し、より広く活用出来る(奇数を初めて学ぶという人に教える時には具体的な1、3、5、…という奇数の列挙を使い、奇数+奇数=偶数である、という証明をする時には2n+1を使う、など)のではないだろうか。

こうして別の表現方法を用いることで、ある事柄をより深く理解出来るという現象は他にも多数あると思う。例えば、英語という表現で日本語を見た時に、日本語の一人称の多様性や、言いたいことが文章の末尾に来やすい性質などに気が付くことが出来る。

ゴーハは一つの表現方法を押し付けるという部分が間違っているのであって、ゴーハの表現方法自体はラッシュデュエルという表現方法と同等の価値があるのではないか。最終的に遊戯王セブンスというアニメは、普通のデュエルもラッシュデュエルもどっちも良いよね、という展開を迎えると思う。


更に考えると、遊我達の住んでいる世界は時間、分、秒が全て0~99で表現されているのかもしれない。我々の世界は60進法を基準にしたものが多数あるが、向こうの世界は100進法を基準にして、時計などが独自の発展を遂げているかもしれない。教育カリキュラムは日本の小学校と大体同じのようだが、算数の「時間」を扱う単元の授業は異なる可能性がある。

そう考えると、遊我の発想というのは、我々の世界で言えば「時間や分や秒が60で一単位なのは分かりにくいから100で一単位にしよう」と言っているようなもの。生徒会長が、何故新しいデュエルを作る必要があるのか、今のままでいいじゃないか、的なことを第1話で言っていた感覚も、あの時以上に分かる。今更、「分かりにくいから1時間を100分にしようぜ。」と言われても、私も「1時間=60分」の感覚が染みついているから「今のままでいいんじゃない?」と言うだろう。(ただし、「1時間=100分」の有用性を説明してもらって、自身が納得すれば使うと思う。生徒会長やロミンがラッシュデュエルを受け入れたのも遊我が有用性(楽しさ)を体験させたから。本当に遊我はラッシュデュエルの啓蒙活動に勤しんでいるなあ。まさにデュエルの王。)
つまり、ラッシュデュエルを受け入れられるのは柔軟な発想を持っている大人や、まだ感覚が固定化されていない子ども、などという訳か。今回、主人公達が小学生なのは、その辺りも理由かもしれない。

また、ルークの腕時計は第2話を見るに大切な物のようなので、いずれピックアップされる回があるに違いない。その時に、時間の表現の謎に迫れるかもしれないので、それもまた楽しみである。

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この記事へのコメント

アッキー
2020年04月30日 01:16
時間や時刻の表記に関しては、私も気になっていました。

我々の世界線でも、フランス革命の頃に「十進化時間」が提唱されたことがあり、セブンス世界は、それが普及した歴史なのかもしれません。

十進化時間の表記だとすれば、6分66秒は666秒で、これは我々の世界での、およそ575秒に相当します。


しかし、十進化時間だと時刻6時66分66秒は、我々の世界での午後4時あたりになるので、朝とは噛み合いません。

ユリウス通日で考えれば、我々の世界で朝の4時になり、
「会長すっごい早起き!」ということになるのかな・・・。


ちなみに私も今回最大のツッコミどころだった蒼月流。
「流派」である以上、ラッシュ普及前も一般的なスタイルではなかったとは思いますが、これが「格式高いスタイル」として罷り通っていたのは確かなんですよね・・・。

なんにしてもネタ的には面白かったですがw
アークVの“乱入”も、乱発しなければ肯定的な評価を得られていたと思っています。

千花白龍
2020年05月01日 00:14
「時間が60で1単位は分かりにくいから10単位、100単位にするのはどうか」という意見があったという話を聞いたことがありますが、ひょっとすると、それが「十進化時間」の話だったのかもしれません。我々の世界では、時間が両手の指の数ではなく天文分野に端を発していることから「十進化時間」は普及しなかったように思われます。

ただ、アニメを見直してみると第一話より、
秒未満はこちらの世界と同じ進法、
向こうの1秒はこちらの1秒と同じ、
ドローンの制限時間表示の時の目盛りは大きく6分割(目盛り10、20、30、40、50)され、それを更に5目盛り単位で4分割(つまり、1目盛りは二分の一)している、ということが分かりました。
また、ルークの古そうな時計は12分割されていて(2話)、
会長の時計はAMの表示がありました(4話)。

AMが使われているので、一日が24時間なのは間違いない。一方で、生徒会長が6時66分66秒に違和感を持っていないことを考えると、この表示の仕方が遊我達の世界の標準表示なのも間違いないでしょう。
では、ドローンの60(120分割)は何を表しているのか・・・。もし、これが1分=60秒、もしくは1時間=60分を表示するためのものだとしたら、ゴーハ社は「十進化時間(ゴーハ式)」と「我々の世界の時間」のどちらも表示出来るようにしているということか・・・?「十進化時間」が出来た当時は、それまでの時間表示も見れる時計が作られたという話ですし、ひょっとすると、あの世界の一般的な時間表示は我々の世界と同じで、ゴーハ市においてだけ独自の時間表示を行っているのかもしれません。

確かにネタ的には面白かったです。アークファイブのアクションデュエルと同じく。
無論、生徒会長と蘭世&凛之介チームがするなら不公平なデュエルにはならないと思います。が、これが通ると、アークファイブでの勝鬨君がやったようなマナー違反なことが公の大会で容認されることになりかねんなあ、と思った次第です。
アクションデュエルも乱入も、今回みたいな一度だけの限定ルール的な立ち位置の方が良かったか。