遊戯王セブンス第5話「ルーク、男の闘い」感想

エクセレント.jpg
ネタバレ注意。私の予想や想像も多数入っています。

今回は再びルークのターン。ルークVS新聞部のデュエルが始まる。
どこの誰であってもデュエルする。これぞ遊戯王クオリティ。


























★王道遊我・・・ゴーハ社の削除に対する見方、新聞部の一回目の新聞内容に対する見方、などなど実に良く分かっている。流石だ。普通に捉えればネガティブな意見が出て来る事象に対して、別の視点から肯定的に捉え、次に活かしていく。単に楽観的ではなく、その事象を多面的かつ的確に捉えているからこそ出来ることなのだ。
小学5年生で、この感性を持っている人間は中々いない。この多角的で客観的なものの見方は、発明に日々邁進していることと無関係ではないだろう。第1話の時から声が大人びていると思ってはいたが、精神も既に大人であった。

また、今回も新聞部をデュエルへと誘うことに成功している。2話こそ、その役目をロミンに取られたが、3話のロミン、4話の生徒会長、そして5話の新聞部、これらにおいてデュエルをする切っ掛けを作っているのは遊我である。しかも、能動的にやって、それが成功しているのだから凄い。正面切ってデュエルを申し込んで断られそうならば搦め手も使う。やはり天才か。




★ルーク・・・主人公サイド四人それぞれの見せ場が終わったので、第5話では誰が活躍するかというと、やっぱりこの男!ゴーハ第7小学校ナンバーワンデュエリスト!ルーク!(巻き舌)

前回作った動画は予想通り削除されてしまった。その時に、運良く(都合良く?)新聞部が取材に来たので、渡りに船とばかりにノリノリで答えるルーク。しかし、それがデュエルにまで発展するとは・・・多分、誰もが分かってた。

今回、負けそうになってギリギリの勝負だったルーク。生徒会長にも、心配アーンド可能性の低さを指摘されていたが、それでもルークが勝ったので良し。

爆郎のプレイングも決してミスとは言い難い。例えばルークが引いたカードがブルーアイズなどのレベル7以上、攻撃力2700以上のモンスターだったらだったら召喚して正解だったということになる。(ブルーアイズはレジェンドカードだから入っていないとは思うけど・・・。)

また、今回ルークのデュエルの腕を誰よりも信頼していたのは遊我だ。無論、遊我とて必勝などないことは分かっている。

そこで、4話終了時の戦績を見てみると
●遊我3勝1敗
(ホログラムの男、ロミン、生徒会長に勝ち、ルークに負けている。)

●ルーク2勝0敗
(ホログラムの男、遊我に勝っている。デュエルセンター的なところで負けているとは思うが詳しい戦績が分からないので省く。また、ホログラムの男には6勝している可能性もあるが、少なくとも一度は勝っているという情報が確実なので、ここでは1勝としておく。)

●ロミン0勝1敗
(遊我に負けている。)

●会長0勝1敗
(遊我に負けている。休み時間とかにもデュエルしているようだが詳しい戦績が分からないので省く。)
となっている。

勝利数こそ遊我が(一応)一番だが、負けなしという点ではルークに軍配が上がる。まだ確実なデュエル回数が少ないので、あまり確定的なことは言えないが、誰よりも多くの強者とデュエルをしてきたのはルークだろう。
そして、今回のルークの勝利で遊我よりも戦績が上となった。ゴーハ7小ナンバーワンデュエリストと豪語するだけのことはあるし、総合的なデュエルの実力はルークの方が上だと思う。遊我は、それをちゃんと見抜いているからルークが勝つと信じていたのだ。ルークの実力の高さと共に遊我の『見る力』が凄いことが垣間見えるエピソードでもあった。この二人は、もうすっかり名コンビですな。



★蒼月学人・・・1話の遊我の時もそうだったけれど、今回のルークの大ピンチにも酷く狼狽していた。基本、心配性なのは、遊我、ルークのお兄さん(もしくはオカン)的な存在だからか。でも、「デュエルは常に逆転アーンド逆転・・・」とか言ってるし、本気で慌てはするんだけど、それで諦めるようなことはしない根っからのデュエリスト。(諦めるようなポーズは取るかもしれないけれど。)



★霧島ロミン・・・今回は特に盗撮などの活躍はしていなかったが、気付かれないように撮影する技術を高めたのかもしれない。侮れぬ・・・。



★デュエル・・・今回は罠カードも光った。(守備モンスターが破壊された時に300ダメージの罠の方は単なるルークのライフを100にするための調整カードかもしれないけども、こちらも高速回転するラッシュデュエルとカードプール次第では使えなくないかもしれない。)
《現場からは以上です!》の演出が凄く丁寧。手札を1枚捨てて、ダメージ300とバトルを強制終了する効果なのだが、この環境では効果を2つ持つカードはそれだけ貴重なのだ。
更に、手札コストを利用して最上級モンスターを並べる手際が見事。まるで輪転機を回して新聞を大量印刷するかのよう。
(ちなみにだけど、!マークが付いてるカードを見ると《ギョッ!》を思い出す。)

それから、《特報マシン・タフロイド》の攻撃方法が相手を吸い込んで紙にして燃やすというもの。これを見た時、何故かゾワッと来た。遊戯王では伝統的に人間がカードに封じられたりしてきたのを想起するからか。(海馬兄弟、ドーマ編の皆様、遊戯王アークファイブの皆様、など。)
また、攻撃力を上げたのが1体だけなのを見るに、通常召喚しないと使えないのか、それとも1体が使うと他は使えないのか。

ルークのライフ100からの逆転(ジャストキル)も見事だったけれども、《ドラゴニック・プレッシャー》からの《ドラゴンズ・アップセッター》&《ドラゴンズ・セットアッパー》の流れって、私が作った動画と同じじゃーん!
まあ、《ドラゴニック・プレッシャー》はルークパックに入っているし、《ドラゴンズ・アップセッター》&《ドラゴンズ・セットアッパー》はドラゴン族で、《フェニックス・ドラゴン》同様、《ドラゴニック・プレッシャー》のために作られたカードだと思うので、まあ当たっても不思議ではないのかな。
でも、リチャード先生とのデュエルで失敗したから5話ではドラギアスを召喚して攻撃出来ているという、時系列的に綺麗な流れになっているという不思議。動画は2話を見た段階で作ったけれど「今、作らなくては」という妙なテンションだったのを覚えている。



★新キャラ達・・・多分、一話限りのキャラだと思われるが、たまにピックアップされたり、モブ的に登場したりするかもしれない立ち位置、だったらいいなあ。

リポーターが部長かと思いきや、そっちかーい!見事に欺かれた。

リポーターもカメラマンも、デュエル中だろうが、そうでなかろうが煽る煽る!お手本のような煽りでした。

真実爆郎がラッシュデュエルを研究していたのは間違いないだろう。そうでなければエースモンスター3体を並べるようなデュエルは出来なかった。デュエルディスクの元々の形がモンスターゾーン5つであることと、デュエルディスクが完成形として流通していることを考えれば、遊我達の世界のラッシュ以前のルールは新エキスパートルールからマスタールール2辺りのものか、それに近いものと思われる。(そう思わせといて、全く別のルールの可能性もあるが・・・。)
つまり、下級モンスターと上級、最上級モンスターの枚数のバランスが決定的に違う。爆郎がラッシュ用デッキを用意していなかったら、ルークはもっと楽に勝てていたと思う。

ちなみに、初心者でも勝てるって、面白いボードゲームとかで良くある現象だと思うのは私だけだろうか。アッキーさんが言っていたように「初心者でも勝てる」=「敷居が低い」であって、「底が浅い」ではないと思う。


さて、ルークがデュエルに勝って改心して訂正記事を書いた新聞部だが、これは突発的だったのか、それとも計画的だったのかを考えてみる。つまり、新聞部がラッシュデュエルを扱う遊我達をゴシップネタにして使い潰そうとしていたのか、それともラッシュデュエルを広めるために敢えて試練を与えたのか、のどちら側だったのか、ということだ。

ラッシュデュエルの記事(一回目)を見る限り、新聞部は内容を過激にするためには嘘も書く。ロミンの言う通り、取材を受けた側からの評判は悪そうだ。しかし、この良い噂を聞かない新聞部の校内新聞が一般(?)の小学生達に意外なほど多く読まれている。しかも、その影響力も大きい。ゴシップ記事やその手の雑誌が駆逐されないのと同じ原理だろうか。

この時、取材を行ってから記事が出来るまで1日かかっている。おそらく表面2ページは予め書いていた記事(内容がラッシュではなかった)として、裏面の2ページがほぼ丸々ラッシュデュエルに対する批判やルークに関する誤った記事となっている。これも予め内容を大体書いておき、ルークの写真を貼って少し記事を追加すれば完成、という状態にしておけば、微調整や印刷時間を考えても1日で出来る。

問題は、訂正記事の方だ。これはデュエルが行われた次の日(の朝の登校時?)に配られている。しかも、表面、裏面の両方がラッシュデュエルとルークに関する記事だ。この分量を小学生が1日(実質的には半日か)で書いたにしては多くないだろうか。

小学生の頃を思い出して欲しい。授業や特別活動の一環で新聞を書いた記憶はないだろうか。その新聞を、自分で書くなり、班で分担して書くなりしたと思うが、完成までどれぐらいかかっただろうか。一週間?一か月?それとも一学期?
幸い、写真はすぐに新聞に使えていたのでデータとしてパソコンに送れるタイプだろうから、大人となった現在ならば、あれぐらいの分量は徹夜すれば書き切る自信はある。しかし、3人であっても小学生だ。普段から新聞を書き慣れていて、協力関係にある3人ではあるが、下校時間、睡眠時間、印刷時間などを考えると、やはり難しいのではないだろうか。(それとも部室に泊まったのか?)

もちろん、新聞の存続のために必死に頑張ったことは想像に難くない。しかし、部長がラッシュデュエルを研究していたことを踏まえると、表面2ページの称賛記事は予め書いていたと考えた方が自然ではないだろうか。そう考えれば裏面のみを一日で何とかした、となり、ルークの記事「は」苦労した、という発言とも符合する。

また、ゴーハ社のラッシュデュエル削除事件を、情報収集が命の新聞部が知らなかったとは考えにくい。遊我の脅しが利いたのも、それで説明出来る。何も知らなければ、「世界有数の企業であるゴーハ社が、購読範囲が第7小学校内に留まる校内新聞にそんなことするはずない。」と一蹴されていたはずだから。
つまり、ラッシュデュエルを称賛する記事を書くことは新聞部にとってリスクがあった(と少なくとも新聞部は考えていた)と思われる。

となると、やはり新聞部は試したのだろう。ゴシップ記事で黙り込むような者達であれば、新聞部がリスクを負う価値がない。だが、ラッシュデュエルが貶められた時には反抗し、なおかつラッシュデュエルが強いという、身も心も強い者達だったならば、リスクを負ってでもラッシュデュエル称賛の記事を発表する意義がある。遊我達が、新聞部の存続を賭けるに値する人物達かどうかを自分達で確かめたかったのかもしれない。

どこまで意識していたかは分からないが、この方向で間違ってはいないと思う。とにかく、新聞部を味方に出来たことは遊我達にとって大きいはずだ。



★本日のゴーハ社・・・冒頭のカスタマーセンターとお客様連絡係のやり取りを見ていると、とあるレストランの話を思い出す。
「パンになさいますか?ライスになさいますか?」とウエイター(もしくはウエイトレス)が聞いた時、客が「ごはんで。」と返答した。その時のウエイターが「ライスですね。」と聞き返すのではなく「ごはんですね。」と聞き返すことを徹底しているのが一流のレストランだ、という話を昔に聞いた気がする。ウエイター側としてどちらでもいいのなら、客に合わせることで客の感性や心を否定しない心遣いをするべし、という訳だ。
人によっては「小さいことだ」と思うかもしれないが、こういう心遣いを徹底しているレストランとそうでないレストランとでは同じ料理だったとしても最終的に食べ終わって外に出た時に、そのレストランに対する評価が違ってくるのではないだろうか。

で、翻ってゴーハ社のカスタマーセンターで繰り広げられた状況はコントに近い。当然、カスタマーセンターで対応する人間の中には新人もいるだろうが、研修をしっかりしていればこうはならないだろう。もしくは、数回のやり取りで気が付くはずだ。小学生の声だったから、イタズラだと判断してワザと大人げない対応をしたのだろうか。

ゴーハ社が動画の削除と情報規制を行っているという見解は演出的に見れば遊我の想像という形にもなっているが、おそらくゴーハが総力を挙げて削除に取り組んでいると思われる。この情報化社会の中で、ここまでの言論規制とはやってくれる。

一方で、中々遊我達に魔の手が忍び寄らないのは、いくつかの可能性が考えられる。
1. 泳がされている。(ルーク説)
2.動画の削除で手一杯で、ほっとかれている。
3.遊我達をどうにかしても現状打破にならないので、敢えて放置している。
4.誰かが遊我達を守っている。(既にⅣ達がゴーハと一戦交えている最中だとしたら凄く燃える。)
5.流石に現実で手を出すと不味いので放置している。(行方不明者を出すと流石のゴーハも握り潰せないか。)
6.実は遊我達を特定出来ていない。


6.に関して、もう少し。
コンピュータのプログラムは一行削ればそれだけで走らなくなることなんて多々ある。ましてや、インストール途中のデュエルディスクプログラムが正常に起動するはずがない。つまり、1話においてホログラムの男とデュエルする直前、遊我とホログラムの男の2台のデュエルディスクだけはラッシュデュエルのインストールが完了していたはずである。

では、デュエルに勝利した時にインストール完了となったのは何だったのか。あれは、ゴーハ社の中枢コンピュータにインストール出来た、という意味だったのではないだろうか。そして、ゴーハ社の中枢コンピュータから管理しているデュエルディスク全てにラッシュデュエルがインストールされて、全員のデュエルディスクがラッシュ仕様に変形した、と考えると辻褄が合うと思う。(コンピュータウイルスと同じ感じ。)

そして、ラッシュデュエルが、遊我のデュエルディスクからホログラムの男のデュエルディスクを経由してゴーハ社の中枢コンピュータにインストールされていたとなると、追跡が困難になるはずである。ゴーハ社はホログラムの男のデュエルディスクまでは辿れたけれども、その先の遊我のデュエルディスクには辿り着けていない可能性がある。しかも、全てのデュエルディスクがラッシュ仕様になっているために最初のラッシュ仕様のディスクがどれかを特定するのも困難。木を隠すなら森の中、という訳だ。

となると、ゴーハがやっている動画削除は、「ラッシュデュエルをインストールした者が、この状況を黙ってみていられる訳がないから何らかのアクションを起こすに違いない」と思ってやっているのかもしれない。

次に遊我達が何らかのアクションを起こせば、いよいよゴーハ社の刺客が来るかもしれない。opの幹部的な六人の誰かが来るか、もしくは社長自らが来るか。あの幹部的な中の誰かがロアかロミンだったら面白い。もし、リチャード・ゴート先生だったら泣いて喜んで、神展開キターって叫ぶ。



★次回予告・・・「御麺!ラーメンデュエル!」ってタイトルだったかな。何かもう、予告の数秒だけで滅茶苦茶面白そうなんですけど(↑喜)。そして、延期なんですけど(泣↓)

ラーメンが伸び切らないことを祈りつつ、次回を楽しみに待つ!

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

オサーレオン
2020年07月01日 23:30
今更ですが、過去記事へのコメントも大歓迎とあったのと、この記事のコメントが0件でいささか寂しく感じたので、投稿させて頂きます。



遊我の精神が大人で、なおかつ天才というのは、同感です。

この記事にある通り、

・多角的で客観的な物の見方ができる点
・デュエルのきっかけを作る能力のある点

それらに加えて、人を見る目が優れている点も、精神的に大人な天才である証拠と言えるでしょう。

(後の話で遊我が、ミミさんを警戒しなかったのは、彼女が本質的に善人であることを見抜いていたからだと思ってます)

(逆に言えば、ガチの悪人が相手だと警戒しまくる可能性が高いので、安心です)



また、攻撃の際に紙にして燃やすのは、私もショックでした。

やはり、これは、カード化するだけならまだしも、それを燃やしてしまったら、復活の見込みが薄れるからでしょうね。

(アークファイブで、カード化された人達が普通に焚き火されたらどうなるかと思うと、恐怖の極み)

(ドーマ編で、もしも虫野郎が王様の目の前で破ったカードが視聴者に隠されていたら、視聴者もガチでショックを受けたかもしれない)



それと、初心者でも勝てるというのも、魅力あるボードゲームの条件の一つだと思います。

ただし、遊戯王ワールドにおけるデュエルの価値は、我々の世界とは比較になりません。

(そうでもなければ、何かあればデュエルで決めようなんて展開にはならない。遊戯王ワールドでは、そのくらいデュエルの価値が重い)

そうした世界において、初心者でも中級者以上に勝てるようなルール改定は、受け入れ難い人もそれなりにいる気がします。

これまでの自分の努力や研鑽が、ひっくり返えってしまうような話でもあるので。

(ゴーハ社がデュエルをキュークツに管理していたのは、そういうことが理由でもあるのでしょうし)

例えば、仮にライディングデュエルしか存在しない世界があったとして、その世界にスタンディングデュエルが新しく導入され主流のデュエルとなってしまえば、これまでプロデュエリスト達が必死に培ってきたライディングテクニックが必要無くなります。

そういったことを受け入れられないDホイーラーは、決して少なくない。そう、思いました。



最後に、確かにラッシュデュエルを賞賛する記事を書くとリスクがある可能性は高いですね。

しかし、ラッシュデュエルを賞賛する記事と言っても、基本的に校内にしか広がらない情報媒体ならば、管理人さんが言った大したリスクにはならないと思うのです。

(ゴーハ小学校のホームページで校内新聞を公開しているとかも無いと思います。あんな生徒の評判を悪くする記事だらけの新聞を公式でネット配信すれば、世間から学校全体が叩かれてしまう)

それでも、リスクがあるとすれば、それは新聞部の部員個人に関することだと思われます。

例えば、中学の進学校に入るための、学費を貰えなくなるリスクとか。


おそらくではありますが、新聞部がゴシップ記事ばかりを書くのは、ゴーハ社からのお願いなのではないでしょうか。

新聞部の部員は、何らかの事情で、親が中学の進学校の学費を払うことができない。それをゴシップ記事を書くことで、ゴーハ社が負担する口約束だった。

(口約束なので、証拠はなく、問題になりにくい。まあ、証拠なくても、子供に甘いゴーハ社ならば、約束を守れば学費を負担してあげるだろうけど)

だから、新聞部は学費のため、ゴシップ記事をお願いされるまま嫌々書いていた。

当然、ゴシップ記事以外を書くことは許されないため、ラッシュデュエルを賞賛する記事を書くこともできない。そんなことをすれば、中学の進学校に入るための学費を負担して貰えなくなるかもしれない。


では、なぜゴーハ社が新聞部にゴシップ記事ばかりを書かせるのか?というと、それは特定の子供に様々なストレスを与える実験の一貫だったからです。

推測ですが、ゴーハ小学校は、才能ある子供を集めています。

(遊我は発明の才能、ロミンはバンドの才能、ルークは電気体質の才能、麺三郎は食レポの才能)

それは、才能ある子供で、実験を行うためだからではないでしょうか。

その実験の一つがゴシップ記事であり、それで才能ある子供を対象にストレスを与える。

そうやって、ストレスを与えられたことで、脳波や体調がどのように変化しているかをドローンの解析機能で調査し、データを取り続ける。

そのデータを元があれば、ゴーハ社の科学と組み合わせることで、『才能ある子供』を人為的に作るための研究ができる。

(ついでに言えば、将来ゴシップ記事を書かれてもショックを受けないように、今のうちにゴシップ記事で恥をかかせて、精神的に耐性をつけさせることもできる)

(また、子供がやってることなので、大々的に問題にすることもできない。現実世界で、校内イジメを大々的に問題にすることが難しく、発覚や対処が遅れるのと一緒)

そういったことを目的にしているのだとすれば、ゴーハ社が新聞部にゴシップ記事ばかりを書かせる理由になるはずです。

(もちろん、ゴーハ関係者の子供の場合、ゴシップ記事の対象外です。なので、憧れの小学生ランキングにランクインしているロミンは必然的に家族や所属事務所がゴーハ関係者ということになります)

(なお、生徒会長は、この話になるまで、今まで新聞部にゴシップ記事の訂正を要求しなかったようですが、それは生徒会長の性格からして考えづらい)

(それでも、生徒会長の行動に整合性をつけるならば、ゴシップ記事の対象になった天才達の殆どが、生徒会長にすら嫌われるような横柄な振る舞いを普段からしていたからとしか考えられません)

(そのため、生徒会長は天才達の自業自得だと考え、今までのゴシップ記事も、その内容を疑いもせずに放置していた)

(天才達はゴシップ記事が大嫌いだが、世の中の大多数である才能の無い人間は、天才のゴシップ記事が大好きだった。なので、新聞部のゴシップ記事は生徒の大多数に受け入れられていた。大多数は生徒会長にゴシップ記事の訂正すらお願いしなかった)


しかし、新聞部は、ゴシップ記事ばかり書いて罪悪感が生じてしまった。それで、もうゴシップ記事を書きたくないと思った。

そこに、ラッシュデュエルが登場した。素晴らしいデュエルで感動すらした。

なので、新聞部は、ラッシュデュエルを賞賛する記事を書いて、それを契機にゴシップ記事を辞めることを決意。

(当然、ゴーハ社からの学費負担が白紙になることも覚悟の上)

しかし、それには、管理人さんが述べた通り、ラッシュデュエルの創造主や関係者がゴシップ記事に負けないくらいのメンタルの持ち主である必要があった。

だからこそ、一度ゴシップ記事を書いて、それを乗り越えられるか、メンタルを試すことにした。

見事に合格したので、ラッシュデュエルの記事を書いて、ゴシップ記事を書くことも辞めた。


こんな感じなのかもしれませんね。

ただ、これだけだと、自分達の手を汚させられて、あげく学費負担をして貰えない新聞部が可哀想過ぎます。

そのため、新聞部がラッシュデュエル賞賛記事を書いた後、ゴーハ社が『君達がラッシュデュエル肯定派に回ったのは思うところがあるけど、既に充分なデータが取れたし、もう校内新聞程度なら好きに書いて良いよ。当然、学費も負担してあげるよ』という対応をしていたらいいなと思います。

(もしくは、この実験はゴーハ社の一部が勝手にやったことだったので、お詫びとして学費を負担してあげるとか)
千花白龍
2020年07月03日 00:35
オサーレオンさん返信

>今更ですが、過去記事へのコメントも大歓迎とあったのと、この記事のコメントが0件でいささか寂しく感じたので、投稿させて頂きます。

ありがとうございます。新たな情報が出たことで、結果的に見当違いのことを書いている部分があるかもしれませんが、それも含めて楽しんでもらえたらと思います。

>遊我の精神が大人で、なおかつ天才というのは、同感です。

そうですね。私も多角的な視点というのは、いつの頃からか出来るようになっていましたが、強く意識するようになったのは多分、働き始めてからですね。
多角的な視点を意識しておくと、反対意見も「そういう考え方もあるよね」と一旦、受け止められるし、
そうやって一度受け止めておくと「こういう見方もあるよ」と提案した時に、相手も自分の意見を受け入れやすい。そのことに気が付いた時、改めて多角的な視点の大切さを感じました。
それが今の年齢で出来ている遊我はやはり天才。

>それらに加えて、人を見る目が優れている点も、精神的に大人な天才である証拠と言えるでしょう。
>(後の話で遊我が、ミミさんを警戒しなかったのは、彼女が本質的に善人であることを見抜いていたからだと思ってます)

なるほど。ミミさんは立場としては遊我のノートを狙い、現在も秘密を探っていますが、言ってしまえばゴーハ社の業務をこなしているに過ぎない。個人としてみれば息子を愛し、仕事に精を出す、至極全うな善人ですね。
(仮に、ゴーハ社長が実は悪い奴たっだ場合、それを知ったら遊我達の味方をしてくれそうな感じがする。)

>また、攻撃の際に紙にして燃やすのは、私もショックでした。
>やはり、これは、カード化するだけならまだしも、それを燃やしてしまったら、復活の見込みが薄れるからでしょうね。
>(アークファイブで、カード化された人達が普通に焚き火されたらどうなるかと思うと、恐怖の極み)

確かに、確かに。アークファイブでは、黒崎はカード化したLDS関係者を見せしめのために零児に送り付けていますが、そのまま破るなり燃やすなりされたら、多分助からない。
「カード化される」≒「手足を拘束されて動けないし、助けも呼べない」
カード化されてる間の意識とか記憶とか、外からの声が聞こえているかどうかとか、その辺りどうなっているんだろうと考えると・・・。ひゃー、恐い!

>(ドーマ編で、もしも虫野郎が王様の目の前で破ったカードが視聴者に隠されていたら、視聴者もガチでショックを受けたかもしれない)

全くですね。闇遊戯視点からは破ったカードが何か分からない上に、虫野郎が違うと言って破ったカードを捨てていますが、後から「あれは本物だったんだよ~」って言われたら、その真偽をすぐに確かめる術がない。闇遊戯が狼狽するのも無理はないですね。

>それと、初心者でも勝てるというのも、魅力あるボードゲームの条件の一つだと思います。
>ただし、遊戯王ワールドにおけるデュエルの価値は、我々の世界とは比較になりません。

確かにそうですね。我々の世界では多くの人にとって遊戯王はゲーム、娯楽の一つに過ぎませんが、向こうの世界ではデュエルで世界の運命が決まるぐらいですから。(他には、勝てば罪が見逃される、借金がなくなる、会社の存続や家族の命がかかっている、自分の命もかかっている、などなど・・・。)

>そうした世界において、初心者でも中級者以上に勝てるようなルール改定は、受け入れ難い人もそれなりにいる気がします。

なるほど。特に、デュエルで食っている人々にとっては死活問題になりかねないですね。ゴーハ社が躍起になってラッシュデュエルを封じようとしているのも分かります。
デュエルを生業としている人が大勢いる以上、本来なら新ルールを正式なルールとして告知して、試行期間を設け、以前のルールとの併用や、これまでの大会規定との擦り合わせなど、色々な事をしてからの施行とするのが筋ですから。

ただ、それでも「プロ」デュエリストを名乗る限りは、どのようなデュエルであっても新たに勉強し、研鑽し、そのデュエルならではというデュエルを魅せてほしいと思います。また、それまで激戦を戦ってきたプロの技術や知識、経験は他のデュエルでも応用可能な部分が大いにあるはず。
私にとってプロフェッショナルとはその道の最高峰であり最先端であるので、要求水準が高くなっていることは自分でも分かっていますが、それでもプロデュエリストはデュエリストの憧れであり、ヒーローであって欲しい。プロの意地とかプライドとか底力とか、そういうものを見せて欲しいです。

一方で、一握りのプロはともかく、中間層が問題ですよね。正式な手順に則った施行ならまだしも、突然出て来たルール(しかも、ルールブックがないので手探りでルールを把握しないといけない?)が、大人気になって、それ押されて、今までの暮らしが出来なくなった、というのであればマズイ。
悪人はともかく、真っ当に善良に生きてきた人達の生活は守らなければならない。なので、最終的にゴーハ社と遊我達が手を取り合い、デュエルの一番良い形を探っていくのが理想的かと思われます。

>それでも、リスクがあるとすれば、それは新聞部の部員個人に関することだと思われます。
>例えば、中学の進学校に入るための、学費を貰えなくなるリスクとか。

なるほど。この第5話では
(称賛ではないけれど)ラッシュデュエルに関する記事を書いたことでゴーハ社に睨まれて(動画が削除されたのと同様に)校内新聞が廃刊になるかもしれない
という遊我の脅しが効いたことからデュエルが始まりましたが、廃刊になるのが何故マズいのかというところは明言されていなかったように思います。普通に考えれば、自分達が好きで入ったクラブ活動が中止になったら、やりがいや居場所を失うことになる訳ですから、拒否するのは当然。
しかし、書いているのはゴシップ新聞で、ロミン曰く「評判が悪い」。クラスメイトからも白い目で見られているはず。無論、新聞部に手を出したら、あることないこと記事にされるだろうから、周囲が関わりを避ける感じになっているはず。そんな状態にも関わらず、続けたいという意志や情熱はどこから来るのか。
大人のゴシップ記者はそれが飯のタネだから、批判を覚悟で書くし、それを読む人が一定層は存在するから仕事として成立している。しかし、小学生の彼らにはそのような理由は存在しない。
と考えると、新聞部も本来は別の記事(真っ当な新聞)を書きたいのに、別の要因でゴシップ記事を書かざるを得なかった可能性がある!

>おそらくではありますが、新聞部がゴシップ記事ばかりを書くのは、ゴーハ社からのお願いなのではないでしょうか。

となると、ゴーハが噛んでいたことは部員は知らなかった感じですね。(部員2人の反応的に)
ということは爆郎部長だけがゴーハと繋がっていた?
もしくは、学校の先生か新聞部顧問の先生辺りが怪しい?

>では、なぜゴーハ社が新聞部にゴシップ記事ばかりを書かせるのか?というと、それは特定の子供に様々なストレスを与える実験の一貫だったからです。

ゴーハ社にとってゴーハ小学校、更にはゴーハ市自体が巨大な実験場という可能性は大いにあると思います。
更には才能のある子どもを集めたり、逆に何らかの薬品(給食)、電気的刺激や視覚的刺激(学校内に機械を設置したり、授業で使う映像の中にサブリミナル的に入れたり)、で隠された才能を開花させるような実験をしている可能性も。
人間の脳に関してはまだまだ研究が進んではいませんが、10%しか使われていないという話があります。無論、これがどれだけ信憑性があるかは別ですが、100%は使われていない、休んでいるような部分が割とあるという気はします。(普段から100%使っていると、多分パンクする。)
そう考えると、ルークの電気体質が一年前に急に目覚めたのも何か意味深な気がしてきました。

才能ある子ども達を集め、もしくは才能を開花させた後、最終的には優秀なゴーハ社員として就職してもらうことを目標にしているのかも。または、実験結果を金に換えたり、更なる研究をしたり、色々考えられますね。

>そのデータを元があれば、ゴーハ社の科学と組み合わせることで、『才能ある子供』を人為的に作るための研究ができる。

間違いないですね!やべーな、ゴーハ社!

>(また、子供がやってることなので、大々的に問題にすることもできない。現実世界で、校内イジメを大々的に問題にすることが難しく、発覚や対処が遅れるのと一緒)

学校が閉鎖的、かつゴーハの手の内というのと合わせると揉み消しとかが楽そうですよね。

>(もちろん、ゴーハ関係者の子供の場合、ゴシップ記事の対象外です。なので、憧れの小学生ランキングにランクインしているロミンは必然的に家族や所属事務所がゴーハ関係者ということになります)

ロミンの家族にデュエル関係者がいるのは間違いなく、デュエル関係者ならこの世界ではゴーハ社なので、はやりロミンはゴーハと繋がりがある気がします。この辺りの謎も、いつ明かされるのかとワクワクしてます。
(ちなみに、私は第一話の伝説で語られていたゴーハ社員(失踪している?)の関係者かと思っています。ゴーハ社的には失踪した社員の家族も手厚く補償するという感じか。)

>(なお、生徒会長は、この話になるまで、今まで新聞部にゴシップ記事の訂正を要求しなかったようですが、それは生徒会長の性格からして考えづらい)

そうですね。確かに、不思議な話です。新聞部の評判が悪いというのはロミンが言ったことでしたが、会長の業務の中で部活動の活動報告とかもあるだろうし、被害にあった者達からの訴え(新聞部の報復が恐くて出来なかったかもしれないけれど)や蘭世&凛之助からの報告があってもおかしくない。にも関わらず、あの場ではロミン以外は新聞部の悪評を知らなかった。

やっぱり、生徒の大多数に受け入れられていたというのが大きかったと思います。ゴシップ記事を書かれた方は新聞部を恨むが、大々的に口にすればそれも嘘記事にされるので黙るしかない。なので、会長のところまでは悪評が届かなかった。
一方のロミンは諜報活動が得意なようで、遊我を調べている内に、校内の色々な裏話に詳しくなっていったか。

>しかし、新聞部は、ゴシップ記事ばかり書いて罪悪感が生じてしまった。それで、もうゴシップ記事を書きたくないと思った。

そう考えると新聞部にとっても、良い転換点でしたね。遊我との出会い、ラッシュデュエルとの出会いが新聞部の運命や未来すら変えたと思うと、改めて感動します。

>(もしくは、この実験はゴーハ社の一部が勝手にやったことだったので、お詫びとして学費を負担してあげるとか)

ゴーハ社も大きな組織なので、一枚岩ではないかもしれません。
また、新聞部も才能ある者達なので、ゴーハ社にとってもまだまだ利用価値があるはず。進学やら奨学金やらを補償して恩情措置を取ってくれるかも。まあ、その場合は、ゴーハ社の「お願い」を聞かないといけなくなるかもしれませんが・・・。
でも、まあ、新聞部の新聞によってラッシュデュエルの秘密が全部書かれたノートの存在が明らかになったし、貢献度でいえば一番でしょう。ゴーハ社的にはこのまま新聞部にラッシュデュエルに関する記事を書いて欲しい、ぐらいの勢いかもしれないので、新聞部への冷遇はないと思いたいですね。