遊戯王セブンス第20話「オトナはつらいよ」感想

男はつらいよ.png
多分、タイトルは「男はつらいよ」からもじっていると思われる。
ゴーハ社員を動員出来るネイルからすれば、ミミさんも手駒の一人として使えるはず。なれば、ルークの味方をするヨシオとは必然的に激突するという構図か。
バブルVS世紀末という異種格闘技の様相を呈している今回のデュエル、とてもワクワク・ドキドキしながら視聴開始。

結論。ミミさん、一世一代の頑張り物語 ⇒ 足立親子二代の頑張り物語。

ネタバレ注意。私の予想や想像も多数入っています。















自分の夢が揺らぐのを感じて焦るミミさんが行動開始。ゴーハ幹部という立場から自分も今回のゲームに参戦することを表明。ネイルに使われたんじゃなくて、自分自身で志願した訳か。なるほど。

でも、意味深なことを言うネイル。ヨシオに正体がバレるとかそういう系かなと思っていたが、ラストの結末でなるほど、と思わせられる。ここ最近は冒頭で伏線を張って、その話の最後で回収という一話完結型で分かりやすく話を進めながら、ストーリー全体も進めているという芸当をやってのけているのが凄い。キャラの掘り下げとストーリー進行は両輪ではあるけれども、それを同時に回してるっていう感じ。

もう、どこにいても遊我達が地下へ落とされることは確定事項。ゴーハ市そのものが想像を絶するほどの巨大な施設なのだが、これを一から作り上げるためにどれ程の年月と金が掛かっているのか。

遊我達の前に現れたナンバーシックス。誰がデュエルするかで揉める4人。こういう光景を見るとホッとする。デュエルをしたいという情熱が伝わって来るからだ。で、ジャンケンで決めることになってヨシオの一人勝ち。美味しいところ持っていくなあ。

ルークのアドバイスもあって、自分の夢を見つけるためにデュエルするヨシオ。うん、正しい。答えはデュエルの中にあるのだ。

自分の息子と対決しなければならず、更にヨシオはそうとは知らないという状況だが、ミミさんは本気で攻める。やっぱりミミさん、デュエル強いんだよね。ヨシオもエースモンスターを素早く出したり、蘇生させたりするギミックを取り入れ、パワーアップしているが、その上を行くミミさん。
そして・・・名言・・・!

「オトナなめんなよ!」

分かる・・・!超、分かる・・・!仕事終わって、帰ったら干してた洗濯物取り込んで、汚れた服を洗って干して、皿洗って、買い物行って、ご飯作って、また皿洗って、子どもの相手して、寝て起きたら仕事行く!毎日毎日が大忙しで病気も怪我も薬局の第二種医薬品とドリンクと気合で治し、とにかく日々生きる!やることやる!目の前の仕事をこなす!それだけ!それだけのこと、ただ生きることがどれだけ大変か!分かる、分かるよ!ミミさん、我が同志よ、大好きだ!

でも、そんなミミさんの忙しい背中を見ていたヨシオはちゃんと感じ取っていた。そして、ミミさんが伝えたかったこともちゃんと伝わっていた。ミミさんが正しく子育て出来ていることをデュエルで証明したのだ!まさにデュエルの中に答えへと続く道があったのだ!

ヨシオの残りライフ100からのジャストキル大逆転もとても綺麗であった。

しかし、ネイルの敵味方振り分けシステムにより、遊我達チームの敗北とカウントされてしまった。そうだね、ミミさんは遊我達の側(立場はゴーハ幹部ではあっても)の人間だ。確かに、反論出来ない。ミミさんの心が、そう思っているのだから。

そして、他の面々のアカウントにそれぞれ×が一つ点灯。この展開、凄く燃える。今までずっと遊我側が勝ち続けていたことに対して、安心感と言えば聞こえはいいがある種のマンネリが存在していた。それを今回の一つ目の×が打ち破ったのだ。
そして、誰が遊我達の仲間かというのが分かる場面であるのと同時に、今後救援に駆け付けるのはこの中の誰だ!?かみたいな感じも出している。続編映画で例えると、前作のキャラの再登場のワクワク感と言うべきだろうか。



★次回予告・・・次回は「麺との遭遇」。タイトルだけで大森麺三郎の出番だと分かる。どんな展開になるのか、とても楽しみである。

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この記事へのコメント

オサーレオン
2020年11月17日 23:21
確かに、セブンスは、キャラを掘り下げながらストーリーを進める感じですね。無駄が無いと言える。

ただ、こういった構成だと、かなり計算して作らないといけないので、コロナなどで少し予定が狂うと物語全体に影響しかねません。

その辺り、ドキドキしながら見守ることにします。


オトナが大変なことは私にもわかります。一応、私も社会人なので。

ただ、私は所帯を持っていないので、その辺りの苦しみはわかりません。

私は、管理人さんやミミさんの同志足るには、まだまだ人生経験が足りないようです。お恥ずかしい限りです。


また、ヨシオくんは本当に成長しましたね。

夢が無い自分から、夢を見つける自分に変わったのですから。

これは、ヨシオくんが、着ぐるみ以外は特徴の無い地味なキャラだからこそ、可能だった展開と言えます。

何も無いが故に、何かを持とうとする意思に説得力が生まれた。

スタッフは、そのために、ヨシオくんを地味なキャラとして描いたのでしょう。


ただ、そうなると、ヨシオくんは今後イメチェンとかせず、地味なキャラのままになりそうです。

やはり、ヨシオくんのレギュラー化は難しいと言わざるを得ません。

そこははっきり言って残念ですが、キャラ人気よりも、物語のテーマ性を重視したとして、割り切ることにします。
千花白龍
2020年11月19日 00:41
オサーレオンさん返信

>確かに、セブンスは、キャラを掘り下げながらストーリーを進める感じですね。無駄が無いと言える。
>ただ、こういった構成だと、かなり計算して作らないといけないので、コロナなどで少し予定が狂うと物語全体に影響しかねません。

そうなんですよね。コロナの影響で本来予定していた物語が作れないという事態だけは本当に勘弁して欲しいです。延期してもいいから、打ち切りや尻切れトンボ的な展開だけは無いように祈る日々です。

>オトナが大変なことは私にもわかります。一応、私も社会人なので。
>ただ、私は所帯を持っていないので、その辺りの苦しみはわかりません。
>私は、管理人さんやミミさんの同志足るには、まだまだ人生経験が足りないようです。お恥ずかしい限りです。

いえいえ、毎日を生き抜くことが大変なのは皆さん同じだと思いますよ。私も社会人一年目の時より二年目、三年目の方が仕事も要領が分かってきて、色んな事をバリバリこなしていくんですけれども、「時間が無い!忙しい!」っていうのが変わらないんですよね。何故か(笑)
しかも、5年目になろうが10年目になろうが、日々の大変さが変わらないどころかむしろ忙しさが増していく不思議(笑)
(ちなみに、子どもとゲームしたり遊戯王カードで遊んだりすることは私自身のリフレッシュにもなっていると思います。)

>また、ヨシオくんは本当に成長しましたね。

本当にそうですね。人は誰しも最初から夢や理想を持っている訳ではないから、憧れた誰かの真似をする。でも、誰かの模倣は、憧れではあっても自分自身の理想の姿ではないことにいつか気が付く。その時、人は自分自身のオリジナルの夢を探す旅を始める。
そして、ヨシオ君の意思は説得力を持って描かれ、(本人は無自覚の内に)親をも越えた。まさに自立の瞬間だったと思います。
(ちなみに、親子で遊戯王対戦が出来るって、凄く幸せなことだと思います。この時は、状況が状況だけにアレでしたが。)

>ただ、そうなると、ヨシオくんは今後イメチェンとかせず、地味なキャラのままになりそうです。

これはこれで良かった気がします。レギュラーにはなれなくても、ヨシオ君は自分自身の夢を見付けようと勇気を振り絞って一歩を踏み出した。以前のヨシオ君を考えれば、とても大きな前進です。なので、彼の旅立ちを温かい目で見守ろうと思います。